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自転車琵琶湖一周記

2008.02.06 17:05 | bycicle::maruishi RoadAce

2005年、夏。

電車の窓を覗くと見えたのは琵琶湖。

いつもの通学。

ふと、思いついた琵琶湖一周。

思いつくまま行動に移してしまった若かりし頃(と言っても2年前だ...)その記録である。


大学2回生の夏。
この休みの期間に何かやっておきたい。
ティーンエイジャー最後の挑戦。

そういったノリで計画した。

「制覇するぞ!琵琶湖全域図」
ファイル 5-1.jpg

ファイル 5-2.jpg
ファイル 5-3.jpg
琵琶湖の南端にある「瀬田の唐橋」。ここをスタート地点として琵琶湖を反時計回りに一周する。
なにやらミニ錦帯橋っぽい感じ。

・前日は試験の打ち上げ。
・2日後は大会の役員で神戸に出動し、そのままシーズンイン。
・1日は休みをおきたい。
もはや、今日を差し置いて計画実行の機会はない。
どこまでも自分を追い込んだ上でのスタートだった。

普段走るときは常に建物の横。
視界が開け、かつ琵琶湖という絶景の横を走るのだから大変気分は良い。テンションもあがって快調に走り出す。

ファイル 5-4.jpg
琵琶湖の南側には2つの大きな橋が掛かっている。
一つが近江大橋、もう一つが琵琶湖大橋だ。
地図上では近く見えるし、自分自身すぐ近くだろうと思っていた。
しかし...

近江大橋を超えて前方を見渡すが、琵琶湖大橋は見えない。
少し霞がかっているせいだろう。と自分を納得させようも、
本当に見えないのである。

ひょっとして、ものすごく無謀な事をしているのではないだろうか

ようやく気付くが、足は相変わらず快調にペダルをこぎ続け、
「ここで止めて、試験期間中の運動不足を一体どこで解消するつもりだ」と私を責める。

取り合えず、行ける所まで行ってみよう。


暫くしてようやく、琵琶湖大橋が見えてきた。
ふう。なんだ、意外と体力を消耗することなくついてしまった。
これなら一周もできるんじゃないか?

そんな甘い考えを打ち砕かれたのは琵琶湖大橋を越えた直後。


...ここは、海か?


それまで見えていた向こう岸(西側)が見えなくなってしまった。
まるで海岸沿いを走っているときと同じくらいの水平線。
陸地は前後しか見えない。

...引き返すか?
と後ろを振り返る。
しかし、近江大橋から琵琶湖大橋が見えなかったのと同じように、琵琶湖大橋から近江大橋は見えない。当然だが。

もはや、引き返すには遅すぎた。


続く。